MGB2-L.H.-B. セット一式

MGB2 Classic – 次世代の MGB

新しい MGB2 Classic は、世界に認められたマルチファンクション ゲート ボックス MGB の論理的な発展型です。改善された型、拡張された新機能、モジュラーレイアウトにより、最大限の柔軟性と費用対効果を提供します。MGB2 Classic は単なる安全ドア保護にはとどまりません。安全ドアに必要なすべての関連機能を装置一台に組み込むことができるのです。MGB2 Classic はヒンジドアとスライドドアの両方に適しています。

革新的かつ実績のあるテクノロジー

人気を博した旧モデルと同様、 MGB2 Classic も超堅牢産業用ハウジングに取り付けられ、金属製ドア用のストッパーと組み込み取り付けプレートが備わっています。左側または右側ヒンジドア、またスライドドアにも取り付け可能です。切り替えは取り付け中に実施します。2,000 N の固定力によりガードが不意に開くのを効果的に防ぎます。MGB2 Classic は、EN ISO 13849-1 や EN ISO 14119 など関連規格の要求事項すべてを満たしています。すべてのネジは Torx T10 ドライブで取り付けることができるため、工具はこの 1 つで十分です。ハウジングの設計における前述の改善やその他の小さな改善により、個々のシステム コンポーネントの取付や接続が容易になりました。

ガードロックの種類

L1 閉回路電流方式

• スプリング力によるガード ロックです。
• ガード ロック ソレノイドに電圧を加えてリリースします。

L2 開回路電流方式

• ソレノイド力によるガード ロックです。
• ガード ロック ソレノイドに電圧を加えてガードロックを作動。

設定によって柔軟に適応

判定モジュールは DIP スイッチを用いて設定することができます。
設定に応じて、判定モジュールは MGB2-BP や MGB2 BR 装置のように作動します。さらに、ガードロック付き装置ではガードロック・モニタリングのオンオフを切り換えることができます。ガードロック・モニタリングがオンになっていると、ガードが確実にロックされている場合に、安全出力がオンになります。ガードロック・モニタリングがオフになっていると、ガードが閉じてボルツタングが MGB2 Classic に挿入されている場合に、安全出力がオンになります。ガードロック・モニタリングがオンになっていると、リリース・モニタリングが作動可能です。これで、補助リリースまたはエスケープリリースのどちらが作動したのかを知らせます。工場リセットを使用すると工場出荷時の設定に戻すことができます。

直列接続または個別動作の選択

MGB2-BR 設定を持つ装置はすべて、安全性や PL を損なうことなく直接に直列配線することができます。これにより必要となる判定ユニットの数が少なくなります。MGB2-BP 設定を持つ装置は、個別動作に特に適しています。

リセット・ボタン

押しボタンを使用して装置をリセットします。設定は維持されます。

接続の種類

さまざまな種類の接続サブモジュールを使用すると、MGB2 Classic の配線を自在に変更できます。接続サブモジュールには次のものが付属しています:
M23 プラグコネクター (RC18) ケーブル挿入口

レンズセット

押しボタンの色は同梱のレンズ セット 120344 を用いて選択できます (5 色)。